土井善晴(1957年)
料理研究家「おいしいもの研究所」代表

十文字学園女子大学 副学長
東京大学先端科学研究センター 客員上級研究員
甲子園大学・甲子園短期大学 客員研究員
学習院女子大学 講師

スイス・フランスでフランス料理。
味吉兆(大阪)で料理修行。
1992年おいしいもの研究所設立。
料理研究家として、人が生きていくうえで最も大切な食事として、
お料理とはなにか・人間はなんで料理するのか・人間とはなにか を考える
「食事学」・「料理学」を広く指導。和食の観念から「一汁一菜」を提唱

2022年度文化庁長官表彰
土井善晴文化庁功績概要
「日常の食事は、ご飯と具だくさんの味噌汁で充分」との提案により、多忙な現代人であっても気軽に日本の食文化の豊かさや楽しみに触れられるきっかけを作ったこと及び国外での交流活動等を通じて、我が国の食文化の振興・発信に多大な貢献をした。

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新刊

 

「なにもしない」料理が、地球と私とあなたを救う。
【レシピとは人の物語から生まれたお料理のメモ。他人のレシピは他人の人生から生まれたもの。でも本来、料理は自分の人生から生まれてくるものです。つたなくっても、自信がなくっても、私はいいと思います。「味つけせんでええ」というのは、それを大切にすることだと思っているのです。】(まえがきより)

『ちゃぶ台』の名物連載、ついに書籍化!

土井がキッチンを飛び出して、全国の食文化を訪ね歩いた記録
一子相伝の江戸佃煮を伝える職人、濃厚な食味の牡蠣を育てる瀬戸内の漁業者らに会い、風土が生んだ食材と食文化を体感することで紡がれた文章は、時に文化論的思索にもおよぶ。
土井が旅する様子を活写したカラー写真も豊富で、格好の食ガイドも兼ねている。


 

料理に失敗なんてない、レストランで食べるものと家で食べるものとを区別し、家庭では簡素なものを食べればよい、という「一汁一菜」のスタイルを築いた土井。フランス料理、日本料理の頂点で修業を積んだ後、父・土井勝と同じ家庭料理研究の道を歩む人生、人を幸せにする」料理への思い、ベストセラー『一汁一菜でよいという提案』に至るまでの道のりを綴っている


30万部突破の大ベストセラー、待望の文庫化! 
日常の食事は、ご飯と具だくさんの味噌汁で充分。あれば漬物を添えましょう。無理のない生活のリズムを作り、心身ともに健康であるために「一汁一菜」という生き方をはじめてみませんか。一汁一菜の実践法を紹介しながら、食文化の変遷、日本人の心について考察する。土井撮影の食卓風景も数多く掲載


 

一人暮らしを支える自立の味噌汁、家族の味噌汁、組み合わせる味噌汁、季節の味噌汁、スペシャルな味噌汁&味噌料理の5章構成。また優れた発酵食品・お味噌を知るコラムも掲載。食生活から暮らしを整えたい全ての世代の方に。お味噌汁をひとりで作れたら、料理の「きほん」がわかるようになる。本書は土井善晴、長女で長期のフランス生活を終えて帰国した土井光との初共著。


 

 

 

 

土井が提唱する「一汁一菜」が生まれる現場であるアトリエ「おいしいもの研究所」を公開、若い世代に向けた和食文化の講義、料理といのちをめぐる対話などを通して、改革者の姿に迫る。

橋本麻里氏による文章を中心に、生命誌・中村桂子氏、場の研究所・清水博氏との対話や河井寛次郎記念館再訪など掲載。


 

 

「自然−作る人−食べる人」という関係のあいだに、利他がはたらく。土井善晴と政治学者であり、最近は「利他」を主要なテーマの一つに研究をしている中島岳志の異色の組み合わせの二人が、家庭料理、民藝、地球環境、直観、自然に沿うこと…等々、縦横無尽に語らい、ステイホーム期間に圧倒的支持を受けたオンライン対談「一汁一菜と利他」を、ライブの興奮そのままに完全再現。


 

 

 

 

日本人は料理を、どのように捉えてきたのか。古来より受け継がれてきた美意識や自然観、西洋との比較などを通して私たちと料理との関係性をひもとく。料理を通して見えてくる「持続可能なしあわせ」「心地よく生きていくための道筋」とは何か。いまの日本の料理のあり方を考え抜いた末に提示する、料理と暮らしの新しいきほん

 

コロナ、政治、気候…不安は尽きねどもまずは日常を整える。
その智恵がここに。
料理から、そして保守や仏教の思想から、それぞれに「ええかげん」を探求してきた二人による、自立して豊かに生きるための「ええかげん」論。
フキノトウの天ぷら、ほんれんそうのおひたしの実演(写真入り)やインド珍道中のおまけコラムも!「料理と利他」深化版!

 

 

お仕事依頼以外はご返答はしかねます。ご了承願います。
○ atelier_doi@ybb.ne.jp
土井善晴のプロフィール

 

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